【初心者必見】ポーカーのドンクベットって何??
目次
ドンクベットとは?
ドンクベットの語源はドンキー(donkey)です。つまり、「馬鹿げたベット」として扱われます。やってはいけないベットということです。
さて、ドンクベットというのは、どういったベットなのでしょうか?
端的に言うと、「アグレッサーよりも先にベットをするということ」で す。
ドンクベットを理解するためには、まずは「アグレッサー」の概念を理解する必要があります。
アグレッサーについて
アグレッサーは前回のラウンドで最後にレイズまたはベットした人です。
具体例を見てアグレッサーについて確認しましょう。
アグレーサーについて理解できている人は、読み飛ばしても大丈夫です。
プリフロップ
上の例では、UTGはレイズ600で参加して、他の人はコールで参加しています。
UTGが最後にレイズしているため、UTGがアグレッサーです。
プリフロップ
上の例では、HJがレイズ600で参加して、COがレイズ1800に賭け金を上乗せしたので、COが最後にレイズした人になります。そのため、COがアグレッサーです。
フロップ
上の例では、HJのベット600に対して、BTNがレイズ1800に賭け金を上乗せしています。BTNが最後にレイズした人になるため、BTNがアグレッサーです。
アグレッサーの認識は、ポーカーを行う上でとっても大事なので、毎回ちゃんと把握してください。
ドンクベットについて
ドンクベットはアグレッサーではない人が、アグレッサーのアクションの前にベットをすることです。基本的には、アグレッサーより先にベットすることはなく、チェックでアグレッサーに回します。
ドンクベットの具体例
ドンクベットの具体例を確認しましょう。
プリフロップ
あなたはBBです。
BTNからのレイズ600に対して、あなたはBBで♦9 ♦7をコールしました。この時のアグレッサーはBTNです。
フロップに行きます。
フロップ
フロップは,♠3♣9♠8で、あなたはトップヒットのワンペアです。
BTN対BBは、BBのアクションが先になるので、あなたのアクションからです。
ここで、あなたは600のベットをしました。
→このベットをドンクベットと言います。
ドンクベットがよくない理由
自分が強いハンドを持っていることが相手にバレてしまう
フロップで自分のハンドが強くなったからといってドンクベットをしてしまうと、アグレッサーは「相手は強い手を持っている」と思われて、フォールドしてしまいます。
あなたの役の強さは、相手に筒抜けです。
相手のブラフを誘えない
ドンクベットによって相手の弱いハンドを降ろしてしまう可能性があります。
つまり、相手のブラフハンドを少なくしてしまうからです。
相手のハンドがとても強い可能性がある
アグレッサーは前回のラウンドで最後にレイズやベットをしているため、基本的にコーラーよりも強いハンドを持っている可能性が高いです。
まとめ
ドンクベットは、上級者でも使いこなすことが難しいベットです。
ポーカー始めたての頃は、自分のハンドの強さしか考えずにドンクベットをしてしまう傾向が多いので、使っても得することが少ないため、ドンクベットをしないようにしましょう。