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【完全攻略】ハンドレンジ表の覚え方のポイントを解説!

【完全攻略】ハンドレンジ表の覚え方のポイントを解説!

ハンドレンジ表とは

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ポーカーにおけるハンドレンジとは、プリフロップでどういったアクションを取ればいいのか一目で分かる表のことです。
この記事では実践向けに、ハンドレンジを具体的にどのように覚えていけばいいのか説明していきます。

ハンドレンジ表について詳しく勉強したい方は、次の記事を参考にしてください。

ハンドレンジ表の覚え方

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ハンドレンジ表は、種類も多く地道に覚えるにはとてつもない労力が必要になります。そこで、覚えるために重要な以下の3つポイントを解説していきます。

  • ハンドレンジの構造の理解
  • 下限の暗記
  • トレーニング

ハンドレンジの構造の理解

ハンドレンジの構造を理解しておくと、ただ地道に覚えるだけよりも圧倒的に暗記の速度が速くなります。
また、細かいところまで暗記しきれていなくても、ハンドレンジの概念や考え方から逆算し、その場で適切なアクションを導き出すことができます。

ハンドレンジは、4種類のレンジ構造に分類することができます。

  1. リニアレンジ
  2. ポラライズレンジ
  3. コンデンストレンジ
  4. ポラライズレンジとリニアレンジの混合レンジ

リニアレンジ

シンプルにハンドの強さの順にアクションの強さを決定するレンジになり、ハンドレンジの中で最もオーソドックスなレンジ構成になります。

強いハンドから順番にトップダウン、中ぐらいのハンドまでのレンジです。基本的にポーカーのプリフロップはこのレンジ構成が採用されています。

  • 具体例
① オープンレンジ:
強いハンドで参加して、弱いハンドでは参加しません。

② BB以外の3betレンジ:
強いハンドでのみしっかりとレイズを返していきます。ポジションによっては、ポストフロップ以降でブラフに回しやすいハンドなどを混ぜることもあります。

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ポラライズレンジ

強いハンドと弱いハンドを混合してバランスを取っているレンジです。

  • 具体例
① SBオープンに対するBBの3betレンジ:

BBは強いハンドはしっかりとレイズし、尚且つ広いハンドでレンジを守りながらコールする必要があります。 これを実現するために、それなりに強いハンドも3betせずにコールレンジに残しつつ、プレミア級のハンドは弱いハンドと混ぜてポラライズして3betする必要があります。

② 4betレンジ:

考え方はBBの3betレンジと同じです。
注意点としては4betをした際にSPRが小さくなるので、4betするハンドの選定に気をつけましょう。

range 2

コンデンストレンジ

中程度の強度のハンドを集めたレンジです。 多くのフロップに対してレンジ全体で高いエクイティを保持できるように設計されています。

  • 具体例
① BTNのコールレンジ:

他のプレイヤーのオープンレンジよりも中程度の強度のハンドの割合が高く、AAなどのとても強いハンドがレンジにありませんが、多くのフロップでレンジ全体で不利にならないようなレンジ構成です。

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ポラライズレンジとリニアレンジの混合レンジ

ポラライズレンジに中程度の強度のハンドを混合しているレンジです。

  • 具体例
① レーキが高い場合のBTNオープンに対するBBの3betレンジ:

レーキが高い場合、コールのEVが低い中程度の強度のハンドでの3betレンジを広げる。

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下限の暗記

ハンドレンジを覚えようと思った時にすべてのポジションですべてのハンドを丸暗記するには途方もない労力を要してしまいます。そこで、暗記していくうえでのコツとして「要所なるところだけ」覚えるという方法があります。

  • レンジの下限
  • 下限からのずらし方


この節ではNTPokerのアプリで提供している6Max、100BB、キャッシュゲームのレンジを例に取り紹介します。

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例えば上の画像の通り、UTGからAToはレイズで参加します。(Aハイの下限)

これを覚えておくと、AJoやAQoはレイズで参加し、A9oより弱いハンドは参加せずフォールドすることがわかります。

さらに、AハイではTからオープンできる、ということはKハイの場合はもう少し強いJから、と推測することもできます。実際UTGのKハイはKJから参加することができます。このようにハイカードでずらして考えることも可能になります。

また、ポジションをずらすことでもおおよそのレンジを推測することができます。

UTGでAToからオープンできるということは、それよりも少し強いポジションであるHJはA9oからオープン?と推測することもできます。
実際はHJもAToですが、下限の隣のA9oをオープンしていてもそこまで大きなミスにはなりません。

実際に覚えておくとだいぶ楽になるポイントを下にまとめました。実際はこれよりも多く複雑に暗記する必要がありますが、「とりあえず」必要な要素は以下の通りです。

  • UTGのオープン
    • ATo
    • A2s、K8s
    • 5ポケ
  • BTNオープン
    • A4o
    • Q2s、J4s
    • 2ポケ
  • 基本はレイズで参加
    • リンプレンジは存在しない
    • オープンに対してはBTNとBB以外コールレンジはなし(参加するなら必ずレイズ)
    • A4s、A5sはブラフ3ベットレンジでかなり使われる。

トレーニング

ここまでハンドレンジの構造理解と、とりあえず覚えておくべきポイントについて紹介しましたが最終的には泥臭くしっかりと練習を積み、覚えていくしかありません。

オープンレンジについては多くのプレイヤーがそれなりの精度でプレーできていることが多いですが3ベットレンジや4ベットレンジはかなり怪しいというプレイヤーも多いのではないでしょうか。

ハンドレンジの暗記で大切なことはとにかく量をこなすことです。NTPokerではユーザーが楽しめるということにフォーカスして、使いやすいUIで繰り返しハンドレンジ練習できる機能を無料で提供しています。

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まとめ

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本記事ではプリフロップの実践的な覚え方について説明しました。まずは徹底的に暗記をすることが非常に大事になりますが、冒頭でも説明したよう、最適なプリフロップレンジは様々な条件に応じて連続的に変化します。

それは上述したような目に見える要因だけにのみならず、場合によっては相手のプレイスタイルによっても変えることが最適ともなり得ます。そのため、基準となるレンジをしっかりと覚え、そこから個別具体的に柔軟な判断をしていくことが必要になります。

プリフロップをしっかりと勉強し、収支を安定的に向上させていきましょう。

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