【ユーザーガイド】エクイティ計算
この機能では、ハンドやレンジのエクイティを確認することができます。
NTPoker のエクイティ計算機能はマルチウェイの閲覧もできるうえ、ハンドとレンジを組み合わせることも可能です。また、計算速度は業界でも最高水準で複雑な状況でも数秒で計算することができます。
本記事では、エクイティ機能の操作方法、読み込み機能、分析機能について説明します。
エクイティ計算画面
この画面では、エクイティの計算結果を確認することができます。人数の変更や入力値の編集(ボードやハンドまたはレンジ)を用いた計算も可能です。
ボードの選択
エクイティ計算を行う際に、ボードに任意のカードを設定することができます。ボードのカードは 1 枚から最大 5 枚まで設定可能です。 ボード上のカードをリセットし、再度選択することができます。
ハンドの設定
任意のハンドを設定することができます。ハンドの設定は必ず 2 枚設定する必要があります。
レンジの設定
エクイティの計算にレンジを入力することもできます。レンジ内のセルをタップすることで、そのセルを計算対象のレンジに含めることができます。
割合
セルをタップした際に含めるハンドの割合を調整することができます。ハンドの割合は、セルの中に含まれるコンボ数の内、エクイティ計算に用いられるコンボ数の割合を表します。
例えば、65s の割合を 50%に設定した場合、4 コンボ中 2 コンボがエクイティ計算に用いられるレンジに含まれます。ハンドレンジ表の見方についてはこちら。
Suit
セルをタップした際に含めるハンドに含まれるカードのスートを指定することができます。指定されたスートが一枚でも入っているハンドのみ選択の対象となります。
プリフロップ
プリフロップレンジを引用してエクイティ計算に用いることができます。
状況を選択して、入力したいプリフロップレンジを指定することができます。さらにアクションが選択されると、そのアクションレンジが適用されます。
リニア
上位のハンドを任意の割合で入力することができます。
人数変更
エクイティ計算するプレイヤーの人数を追加することができます。また、各プレイヤーを横スライドすることで削除することができます。
状況読み込み
指定されたプリフロップの状況で、全てのアクティブなプレイヤーのレンジを同時に入力することができます。
分析
エクイティ計算を行ったハンドやレンジに対して、相手のハンドやレンジを編集したり、ポットオッズを設定したりすることで、分析情報を確認できます。
ハンド分析
ハンドを設定しているプレイヤーのグラフアイコンをタップすることで、分析情報を確認できます。
Oddsの入力
現在のポットサイズと、コールに必要なチップ量を入力することでPot Odds を計算することができます。これにより、自分のハンドのエクイティが必要勝率を満たしているか評価をすることができます。オッズについてはこちら
相手のハンド、レンジの変更
相手のハンドやレンジを分析画面のなかで変更することができます。この変更によるエクイティの変化を確認することができます。
レンジ分析
レンジを設定しているプレイヤーのグラフアイコンをタップすることで、分析情報を確認できます。
表示情報の変更
左上のプルダウンをタップすることで、レンジ表の表示要素を変更できます。
レンジがエクイティの強度に応じて表示されます。緑が高く、オレンジが低くなります。また、画面中部のつまみを動かすことで、特定のエクイティ区間を表示することができます。
この機能は相手のハンドやレンジを編集した場合に有効です。変更前と変更後でハンドのエクイティが減少しているのか増加しているのか確認することができます。
例えば相手が GTO と比べてレンジを絞っている場合など、レンジを狭めてハンドのエクイティの変化を確認できます。これによりエクスプロイト解の思考を深めることができます。
特定のポットオッズに対して自分のレンジの中に含まれる各ハンドのオッズが合うかどうかを視覚的に確認することができます。各セルに含まれているハンドが複数であるため、それらを集計した結果を表示してます。この分析は、相手からオールインを受けている状況下で特に有効になります。
相手のハンド、レンジの変更
相手のハンドやレンジを変更することができます。この変更による、レンジ全体のエクイティの変化と、それぞれのハンドの変更後のエクイティを確認できます。