【中級者必見】ポーカーのブラフとバリューとは!?
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ブラフとバリューについて
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ポーカーの目的は利益を最大化することです。
そのためには、自分が強い時にはポットを大きくし、自分が弱い時は相手に降りてもらうベットをすることが必要になります。
つまり、「自分のバリューベットにコールをもらい、ブラフベットに降りてもらうプレイ」が理想となります。
バリューベット
相手より強いハンドを持っている時に、獲得できるチップの量を最大化することを目的としたベット
ブラフベット
相手より弱いハンドを持っているときに、自分より強いハンドをフォールドさせることを目的としたベット
ブラフとバリューの打ち方
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バリューべットを成立させるには、自分より弱いハンドをフォールドさせずポットを膨らまし、ブラフベットを成立させるには、自分より強いハンドをフォールドさせなければいけません。
つまり、相手のハンドレンジに対して自分のハンドがどれくらいの強さかを推測し、ブラフベットなのかバリューベットなのかを意識してベットする必要があります。
また、バリューベットをする際にはフォールドをさせない相手のハンドレンジ、ブラフベットをする際にはフォールドさせられる相手のハンドレンジを意識してベットしましょう。
「レンジで考える」はこちら
【脱初心者】ポーカーのレンジで考えるとは?上級者はみんなやってます …
相手のハンドレンジ
プリフロップレンジやアクションやベットサイズから、相手のハンドレンジを推定しましょう。
プリフロップレンジは相手がどのようなハンドを持っている可能性があるかを知るための重要な手掛かりです。また、アクションとベットサイズはどのようなアクションを取っているか、そしてどのようなベットサイズを行っているかを把握することで相手のレンジを推定することができます。
自分のハンドの強さ
相手のハンドレンジに対して、自分のハンドがどれくらい強いかを考えてみましょう。
最初は自分のハンドを以下の3つに分けて考えましょう。
- バリューハンド
- ブラフハンド
- マージナルハンド
バリューハンド
相手のハンドレンジの多くに勝っているハンド
リバー
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リバーであなたは9とJのツーペアでベット800を行った状況です。
相手のハンドレンジには、以下の3種類が考えられます。
- ドロー滑りなどコールできないハンド
- 88以下のポケットペア、9ヒット、7ヒット、4ヒット、Aハイなどあなた勝っているうえでコールがもらえ得るハンド
- 44、77、Jなどあなたの負けているハンド
この3種類の組み合わせの数を考えるとあなたが勝っているレンジの方が圧倒的に多いことが分かります。
以上からあなたのハンドは相手のハンドレンジの多くに勝っていると考えられ、このハンドはバリューハンドと位置づけることができます。
さらに、相手がフォールドしない組み合わせに着目しても、あなたが勝っているハンドレンジが多く、バリューターゲットが多いことが推測されるのでリバーでのバリューベットが正当化されます。
ブラフハンド
ブラフハンドは相手のハンドレンジの多くに負けているハンドです。
リバー
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あなたは❤J❤Tでストレート、フラッシュドローが引けず、相現状Jハイで相手のハンドレンジの多くに負けていると推測でき、ブラフハンドと位置づけることができます。
相手のミドルペアの
- 4ヒット
- 6ヒット
- 9ヒット
- 77以下(44,66以外)のポケットペア
などフォールドしうるハンドをターゲットにブラフベットを行います。
マージナルハンド
相手のハンドレンジに対して、勝っているか負けているかが微妙なハンドのことです。 ショーダウンバリューがある一方で、負けているハンドも多いのでチェックすることが一般的です。
ショーダウンバリュー
自分のハンドをショーダウンする価値のことです。
※相手のハンドレンジの中に、自分のハンドが勝っている組み合わせの存在を少なからず期待できる場合には価値があると判断できます。
具体例
それでは具体的なシチュエーションで、バリューベット、ブラフベットついて考えてみましょう。
プリフロップ
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あなたはCOとします。
プリフロップは、あなたはレイズ600で参加して相手(BB)がコールしました。
フロップ
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相手のチェックに対してあなたはベット500を打ち、相手はコールしました。
ターン
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相手のチェックに対して、あなたはベット1500を打ち相手は引き続きコールしました。
リバー
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相手はチェックしました。
この状況で、あなたはどのようなハンドでバリューベット、ブラフベットを打つべきでしょうか?
まず、相手のハンドレンジを考えてみましょう。
相手は、プリフロップからずっとコールをしてます。そのため、AA、QQといった強いハンドは考えづらく、A、Q、9などのヒット、フラッシュドローやストレートドローなどのハンドが考えられます。
相手のハンドレンジは以下のように分類できます。
- 強いハンド
ストレート(86)、セット(55など)、ツーペア(A9、Q9など)、Aのワンペア
- マージナルなハンド
Q、9、7のワンペアなど
- 弱いハンド
ストレートドロー滑り(KJ、KT、J8s、JTsなど)、フラッシュドロー滑り
相手のハンドレンジを考慮すると、自分のハンドは以下のように分類することができます。 以下のバリューハンドを持っていた場合にはバリューベットを、ブラフハンドを持っていた場合にはブラフベットを打つことができ、マージナルなハンドを持っていた場合にはベットはしないようにしましょう。
- バリューハンド
ストレート(86),セッ ト(AA,QQ,99,77,55),Aのワンペア,ツーペア(Q9,97など)
- ブラフハンド
ストレートドロー滑り(KJ、KTなど)、フラッシュドロー滑り(K8s,K6s,J8s,JTsなど)など
- マージナルハンド
Qのワンペア(QJ,QTなど),9のワンペア(K9,J9,T9など)、弱いポケット(66など)
まとめ
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本章ではバリューベット、ブラフベットについて解説しました。
相手のレンジを考えながら、ベットにバリューハンドとブラフハンドをバランスよく混ぜることで利益を最大化することができます。
自分のハンドよりも、強いところだけにコールされて、弱いところだけをフォールドさせるベットが一番よくないです。
相手のハンドレンジをよく考えて、バリューとブラフを打ちましょ