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【初心者必見】ポーカーのルールを徹底解説!!

【初心者必見】ポーカーのルールを徹底解説!!

テキサスホールデムとは

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ポーカー(テキサスホールデム)は世界中で1億人以上にプレーされている最も人気なカードゲームの一種です。

アメリカでは知的スポーツとしての認知が広がり、優勝賞金が10億円以上にもなる世界大会が開催されるなど、世界的に人気に拍車がかかっています。
ポーカーのルールを学んで楽しくプレイしましょう。

ゲームの概要

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遊び方

人数使用カード
2~10人ジョーカーを除く52枚

目的

ポーカーの目的は、プレーヤー同士でチップを奪い合うことです。
お互いが賭けたチップは、ポットに集められます。
ポットを獲得するためには、以下の2つになります。

  • 役の強さで勝つ
  • あなたがチップをかけて全員を諦めさせる

ポーカーの役は、自分の手札2枚とコミュニティカードの合計7枚から、5枚を使ってつくります。

役(ハンド)の強さ一覧はこちら

ゲームのおおまかな流れ

テキサスホールデムでは、1ゲームは、4回のベッティングラウンドによって構成されています。
1ゲームは、配られた手札2枚とコミュニティカードで役をつくって、チップを奪い合う1連の戦いのことです。
ベッティングラウンドはプレイヤーが順番にベットをしていく1周のことを指します。

ベッティングラウンドの流れ

ゲーム中、プレイヤーにはベットするタイミングがあり、コミュニティカード の枚数によって、ベッティングラウンドの名称が決まっています。
各ベッティングラウンドで賭けたチップはポットに集まります。

1.プリフロップ(手札の配布、コミュニティカードが0枚公開)

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2.フロップ(コミュニティーカードが3枚公開)

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3.ターン(コミュニティーカードが4枚公開)

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4.リバー(コミュニティカードが5枚公開)

プレイヤーが取れるアクション

プレイヤーが取れるアクションを表にまとめました。

アクション名内容
レイズ相手の差し出した金額よりも大きな金額で勝負をする場合にチップを多めに出すこと
コール相手の差し出した金額で勝負をすること
フォールド勝負を諦めること
ベット好きな金額のチップを差し出して、その金額で勝負を申し込むこと
チェック追加でチップを支払うことをせずに、順番を回すこと

ゲームの流れ

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席に着いて、ディーラーボタンを決める

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まず最初に席に着きます。 次にディーラーボタンを決めます。 カードを配るディーラーとは異なるので、間違えないように「ボタン(BTN)」と呼ばれています。

プレーヤーの配置とブラインド

ここからゲームの流れを説明します。

まずディーラーからカードが2枚配られます。配られる順番は、スモールブラインドから時計回りに配られます。
プレーヤーの配置(ポジション)は以下の通り

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始めに、スモールブラインドとビックブラインドの人は、それぞれ予め決められているブラインドを出します。

今回は、スモールブラインドが100、ビックブラインドが200出すとします。 ビックブラインドのブラインドは、スモールブラインドの2倍となるパターンが多いです。このブラインドは、テーブルのレートによって異なります。

プリフロップ

プリフロップは、カードが2枚配られて、コミュニティカードが見えていない状態のことです。

プリフロップで最初にアクションを行うのは、UTGから時計回りに行います。
例えば、あなたはUTGで以下のカードが配られたとします。

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この2枚のカードと自分のポジションを踏まえて、ゲームに参加するかどうかを決めます。 ※参加するかしないかはこの記事を参考にしましょう。

あなたはUTGなので、まずあなたからアクションです。
取れる選択肢は、

  • レイズ
  • コール
  • フォールド

のどれかになります。
参加をしない場合は「フォールド」を選択。「フォールド」した場合は、ポットを獲得することはできず、今までかけたチップを失います。
参加する場合は「コール」か「レイズ」をします。
今回あなたのハンドは「レイズ」をしたとしましょう。
すると、BTNのプレーヤーがコールをして、他のプレーヤーはフォールドしました。

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最後にレイズした人に対して、他の全員のプレーヤーが「コール」または「フォールド」すると次のラウンドにいきます。 全員が「フォールド」すると、そのゲームは終了し、残ったプレイヤーがポットを獲得します。

つまり、 プレーヤー間で、賭け金の合意が取れると、次のラウンドに行くということです。

次のラウンドにいくと、最初に3枚のコミュニティカードがオープンされます。

フロップ

フロップは3枚のコミュニティカードがオープンされた状態のことです。

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コミュニティカード❤5❤6♦6が、オープンされました。SBから時計回りにアクションをしていきます。
※プリフロップはUTGから、フロップ以降はSBから時計回りにアクションします。
先にアクションをするプレーヤーは

  • チェック
  • ベット

の2択になります。

※「チェック」ができる時に、自分は役が弱いからといって「フォールド」するのはやめましょう。今後のコミュニティーカードによっては役が強くなることもありますし、相手の役が自分よりも弱い可能性もあります。必ず「チェック」で回しましょう。

順番が自分よりも前の人が「ベット」をした場合、「フォールド」「コール」「レイズ」の3択になります。
ここでも最後に「ベット」または「レイズ」した人に対して、全員が「コール」か「フォールド」をするまで続きます。

今回は、あなた(UTG)の「ベット」に相手(BTN)が「コール」を選択したとして、次のラウンドにいきましょう。

ターン

ターンは4枚のコミュニティカードがオープンされた状態のことです。

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次のラウンドにいくと、もう1枚のコミュニティカードがオープンされます。
フロップと同じ流れになります。今回は「♠K」がでました。
今回のラウンドは誰もベットせず、お互いチェックで回りました。

リバー

リバーは5枚のコミュニティカードがオープンされた状態のことです。

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さらに、次のラウンドにいくと、もう1枚のコミュニティカードがオープンされます。今回は「♦9」がオープンされました。これが最後のラウンドになります。

今回のラウンドは、あなたがベットをして、相手がコールしたとします。

ショーダウン

ショーダウンはお互いのハンドを見せあうことです。

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最後のベッティングラウンドが終わると、ハンドをショーダウンして、役の強さによって勝敗を決めます。
カードを見せる順番は、最後のラウンドで、最後に「ベット」か「レイズ」をした人から時計回りになります。最後が「チェック」で回った場合には、SBから時計回りに見せていきます。

今回は、最後にベットした人があなただったので、最初にハンドを見せます。

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あなたの役はQと6の2ペア、相手の役はが9と6の2ペアでした。Qの方が9より強いので、今回はあなたの勝利でポットを獲得です。

まとめ

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これがテキサスホールデムの1連の流れです。

プリフロップで最初の2枚が強くても、5枚のコミュニティカード次第では負けてしまうこともあります。ハンドが弱くても自分のハンドが強いことを主張して、相手を「フォールド」させることができれば、このゲームは勝つことができるのです。

つまり、強いハンドを作るだけのゲームではなく、ショーダウンで勝つか、相手を降ろして勝つゲームなのです。

ポーカーを実際にプレーしてみると運要素が大きいゲームと感じるかもしれませんが、技術と知識と経験が勝敗に大きく左右する知的なスポーツなのです。

テキサスホールデムの世界へようこそ。
ここまで読んだら、クイズ(右上)をやってみましょう。

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