【初心者必見】ポーカーのプリフロップとは？実はとても重要！？

プリフロップとは？

プリフロップはカードが2枚配られて、コミュニティカードが見えていない状態のことです。

プリフロップでは、配られた2枚のカードだけで、どういったアクションを取ることが最適であるのかを判断します。ここで考えることは、「配られた2枚のカードで勝負に参加するか」「参加するのであれば、どのように参加するのか（コールorレイズ）」ということです。

つまり、「どういったハンドで、コール、レイズ、フォールドするのか判断すること」は非常に重要です。ポーカーを始めたばかりの人は、どんなハンドでもプレーしてしまったり、とても強くないとプレーしないという極端なケースが多いです。

では、どのようなハンドで参加していくのか？
これは、自分や相手のポジションによって大きく変わります。
例えばA4oは、UTGからはフォールドなのに対して、BTNからはレイズで参加できます。有利なポジションである方がハンドが弱くても戦いやすいためです。

では、どのようにアクションを決めれば良いのでしょうか？
それらをまとめたものをプリフロップレンジ表と呼びます。

プリフロップレンジ表について

プリフロップレンジ表を見ると「どのポジションから、どういったアクションを取れば良いか」がわかります。全部覚えるとなると、かなり大変ですが、最初は、この表を見ながらプレイしましょう。

※初心者向けに通常よりも狭いレンジを採用しています。

プリフロップレンジ表の使い方

自分までフォールドで回ってきたら？

自分のハンドが、ポジションの色以上の強さなら、レイズで参加しましょう。
例えば、自分がCOなら、薄い黄色以上のハンドは、すべてレイズで参加。
UTGだったら黄緑、緑、赤はレイズで参加。 レイズ額は、BBの2.5〜3倍くらいが一般的です。 ＳＢは自分までレイズがこなかったら、ＢＴＮと同じハンドでレイズしましょう。

相手からレイズが来た場合

レイズした人のポジションを確認して、自分のハンドとレイズした人のポジションを見比べよう。

基本的には、自分のハンドがレイズした人のポジションよりも、1個上ならコール、2個以上上ならさらにレイズ。同じか下だったらフォールド。つまり、ＵＴＧからのレイズは、フォールドになることがとても多くなります。
ここでのレイズ額は、先にレイズした人の3〜4倍が一般的です。

ここで問題です。全部で3つ問題があります。
上の表を参考にして考えてください。

問題1

あなたはBTNにいるとします。HJからレイズ600で、あなたのアクションが回ってきました。この時にあなたは ♠7 ♦7を持っています。 あなたはどのアクション（コール・レイズ・フォールド）を行えば良いでしょうか？

コールです。上の表を見てみると、♠7 ♦7は黄緑で、HJのハンド（黄色）の1個上になるのでコールが良さそうです。

次の問題に行きましょう。

問題2

今度は、あなたがCOにいるとします。HJからレイズ600で、あなたのアクションが回ってきました。この時にあなたは♠J♠7を持っています。 あなたはどのアクション（コール・レイズ・フォールド）を行えば良いでしょうか？

フォールドです。上の表を見てみると、♠J♠7は白で、HJのハンド（黄色）の2個下なのでフォールドが良さそうです。
最後の問題です。

問題3

今度は、あなたがHJにいるとします。UTGの人からレイズ600で、あなたのアクションが回ってきました。この時に、あなたは♠A ♣Kを持っています。 あなたは、どのアクション（コール・レイズ・フォールド）を行えば良いでしょうか？

レイズです。上の表を見てみると、♠A ♣Kはすごく強いハンドで、どのポジションからでもレイズで入れます。この場合だと、UTGのレイズ600に対して、その賭け額の3倍の1800にレイズします。

例外パターン

あなたがＳＢかＢＢだったら上記は例外です。相手のポジションは考えずにＳＢは基本的にコールしません。 なぜかというと、ポジションが悪く、毎回先にアクションを行わないといけないので、不利になってしまうからです。

SBは、濃い緑以上ならレイズ、それ以外はすべてフォールドになります。
BBは、薄いグレ―以上でコール。濃い緑上ならレイズ。かなりコールできます。

ここで例外パターンの問題です。全部で2つ問題があります。
上の表を参考にして考えてください。

問題1

あなたがSBにいるとします。UTGからレイズ600で、あなたのアクションが回ってきました。この時に、あなたは❤5 ♣5を持っています。 あなたはどのアクション（コール・レイズ・フォールド）を行えば良いでしょうか？

フォールドです。SBからは基本的にコールをしません。
上の表を見てみると、❤5 ♣5はHJのハンドで、ペアでもあり強くて参加したいハンドですが、濃い緑以上ではないのでフォールドが良さそうです。

問題2

あなたがBBにいるとします。BTNからレイズ600で、あなたのアクションが回ってきました。この時に、あなたは♣7 ♣5を持っています。 あなたはどのアクション（コール・レイズ・フォールド）を行えば良いでしょうか？

コールです。BBは、薄いグレー以上でコールできるので、上の表を見て見ると、♣7 ♣5は薄いグレーなのでコールできます。

まとめ

プリフロップレンジ表を覚えることで、プレイミスを最小限に抑えることができます。
このハンドレンジでプレーできるようになったら、さらにもう1ランク上のハンドレンジを覚えましょう。